アトリエがない!

アトリエがない!

アトリエがない!ありません!持てない!どうしよう!

書家と呼ばれる方はみなさん、それぞれのスタイルや、志、あるいは収入に合わせて、それなりの立派なアトリエをお持ちです。

自分が書きやすい所、集中出来る所、見た目にカッコイイと思われる所、そこで書く事で高くギャラが取れそうな所(笑)、
とまあ書道家さんによってアトリエを持つ理由、場所の選定は色々とあるとは思うのですが、なんせ越山先生はノリでやってるのでそんなもんありません。

それでも、やっぱり格好をつけんといかんだろうと、過去に何度か作ろうとしたのですが、昨今の住宅事情、あるいは自身の懐事情の為、あまりにもアトリエが狭すぎて、すぐ倉庫化してしまいました。
よせばいいのに、書きたい時にろくでもない書を書くのもですから、部屋が一杯になってしまいます。こりゃあかんの一言です。
ある時、面倒くさくなって、俵越山在庫一斉処分とか年末大蔵ざらえとかB書半端もん市とか、挙げ句の果てには俵越山閉店セールとか(終わってどうすんだ!)やったらいいんじゃないかと持って、スタッフに相談したら、過去にキチンと買って下さっているファンの方々に失礼ですから、やめて下さい!(以外と買って下さってます)ってことになって、しょうがないんで、
じゃあ、「俵越山新春大売り出し」だったら、楽しそうだし、いいじゃないっていう事になって、家電メーカーの売り出しパンフレットみたいな案内状をわざと作って個展したんですが、さすがにあれは安っぽかったな!(笑)

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アーティストはどうやって自分の価値をあげようかと考えるはずなんだけど、越山先生は、わざわざ自分で落としてる。
いい感じです!

すいません話が少しそれてしまいました。

じゃあ、アトリエのない越山先生としては一体何処で作品を書くんだという話なんですが、路上書家も一時流行ったけど、どうなんだろうね。生活しなきゃいけないんで、書を売るのが悪いとは思わないし、人に見られて書く席上揮毫という意味ではいいと思うし、本当に喜んでいる人もいるからいいんだろうけど。なんかね!

だったら、誰もいない川っぺりとかで書いてる方が、よっぽど落ち着くと思う。書く目的がやっぱり違うんだよね。
何故書いてるのかって事がね。

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だいたい、俵越山と名乗るきっかけとなった、関西テレビ「おみごと!日本」という番組では、前にも言ったように、職人さんをインタビューした後、その場で一筆書いてました。
人の職場に押し掛けて、その場で強引に書いてるわけですから、考えようによっちゃあ、とんでもない話です。

ある時なんか、東大阪にあるバネ工場でフォークリフトで持ち上げているパレットの上で書いた事もあります。
あんときは面白かった。
越山先生が画面の上の方からフレームインしてきて次にフォークリフトを運転しているおじさんがフレームインするという、越前屋演出の真骨頂でした。やっぱり今思い出しても好きだなあ、そういうの!

ここらで初心にかえって、自らのアトリエは持たずとも、どこでもアトリエにしてしまう書家 俵越山。
そんな感じでいきますか!

そう言えば、越前屋俵太なんて、当時からスタジオ番組なんかほとんどなくて、街の中が仕事場でした。
控え室すらなかったもんなあ。(笑)

東京でデビューしたてのころなんか、着替えは何処ですればいいですか?ってディレクターに聞いたらあの木陰でお願いします!
って言われた。木陰が越前屋俵太のドレッシングルームでした。冷静に考えればひどい扱いだったんでしょうが、今では誇りに思ってます。

というわけで、アトリエがなくてどうしょうと思っていた越山先生は、そんなもん私にはいらん!という強引なまでのアイデンティティーを構築しつつ、さあ何処で何を書こうか?と日々ワクワクドキドキしていらっしゃいます。
今後の越山先生の益々のご活躍を期待いたしまして、甚だ簡単ではございますが、私のご挨拶ブログと代えさせて頂きます。

ご清聴!ごシェアー!ごいいね!ありがとうございました。

Twitter:@etsuzan_tawara

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  • Kushihama Yasuyo

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