おかげさまでなんとか「蔵出原書展」無事に終了いたしました。

おかげさまでなんとか「蔵出原書展」無事に終了いたしました。
とにかく、凄い人でした。主催者側の発表によると、2日間で600人を超えるお客様にご来場頂きました。

警察発表は頼んでいなかったのでわかりません(笑)それにしても、花火大会やお祭りでも警察発表と主催者発表の数字が違うのが気になりますね!たぶん主催者は見栄でサバを読むのでしょうね!

大丈夫です!私も、もちろん読んでいます!(笑)

あらためまして、お忙しいところ、わざわざお越し頂いた皆々様、本当にありがとうございました。

遠方はアメリカ、ロサンジェルスからお越し頂いたお客様もいらっしゃいました。

間違いなく、誰かに連れられて偶然に来られたのだと思いますが、その方は画商さんで、なんて書いてあるのかはわからないのに、「佐々木酒造」と書いた書が気に入ったらしく、あれは売らないのか?としきりに聞いておられました。

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それは作品じゃなくて個展の案内の看板なのにね。だから、多分そんな事どうでも良くて、なんか俺はこれがいいってのが、あるんでしょうね。将来、アメリカで書家として暮らす為のヒントになりました。(本当ですか?自問自答)

今回は佐々木酒造さんの蔵を借りての個展だったので佐々木酒造さん側の受け入れ準備が大変で、ご迷惑をおかけいたしました。
前日までに会場となる場所に置かれていた荷物を職人さん総出で片付けて頂いて、愚作を搬入させて頂きました。

なかでも今回の目玉である大書はあまりにも大きすぎて(3m×4.6m)、飾るのにも一苦労でした。蔵の真ん中が吹き抜けており、その壁面を利用しての展示となりましが、あまりにも天井が高すぎて梯子でも届かないという事になって、フォークリフトにパレットを何段か積んで、その上に人が乗って、天井の高いところまでいっての作業になりました。
佐々木社長、自らがフォークリフトに乗って、大書を掛けて頂きました。本当にありがとうございました。

今回飾らせて頂いた作品は、大書作品としては中ぐらいのもので、中には8m×8mのもありますし、45mの書もあります。100mの書もあります。

多分、全部飾るとなると京セラドームを貸し切らないと無理かもしれません。(笑)なんで、そんなにでかいのばかりあるんだという話ですが、書きたいように書いてたら、自然にそうなってしまったという話です。

今回はその中のお気に入り作品「無道人之短 無説人之長」を飾ることにしました。

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これは空海の言葉で、人を非難するな、自分の自慢をするな、という戒めです。ついつい言葉に出さなくても、心の中で思ってしまいますよね。
書けば、そんな性格が治るんであれば、どんどん書きたいのですが、私の場合は、書いたところで、治る気配はまったくありません。まあ、しゃあないね。

しかし、サプライズで京都市長の門川大作さんがいきなり来られたのは、びっくりしました。てっきり、仲の良い佐々木さんがお願いされたのかと思ったら、佐々木さんも知らなかったようで、普通は事前に市長がお伺いさせて頂ますとか、丁寧に秘書の方から連絡があるのですが、今回は、急に来られたので、本当にびっくりしました。

ただ、何を思われたのか、いつもは和服姿で凛々しいはずが、その時ばかりは市長の格好が、かなりひどくてビックリしました。(笑)

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誰に作ってもらったのかわかりませんが、胸に京都市、背中にKADOKAWA大作と大きく書かれたまっ黄色のTシャツを着てノリノリの登場でした!どうやら婚活のイベントに出られた直後らしく、そのままの格好でのご来場でした。

当然、ここぞとばかり突っ込んだので、みんな大爆笑でした。正直言って、あの登場はおいし過ぎる。しかも市長という立場で、ん~、職権乱用も甚だしい!私もいつか市長になって越山先生の格好で登場して、笑いを取るぞ!

今回、二日目に、これまた強引にスリーマストさんというTシャツを作る会社にお願いをして、Tシャツにプリントする機械を現場に持ち込んで貰って、シルクスクリーンという技法を使って、オリジナルTシャツをご購入頂いた皆さんの間で刷り上げるというイベントも企画、実施しました。

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越山先生的には、職人さんを訪ねる機会が多いので、どうやって実際に物が作られるのかはよく見て知ってはいますが、やはり、一般の方となると、そんな機会も、まずないんじゃないかと思い、今回特別に相談して実現しました。普段、何気なく来ているTシャツもこういう風にして出来ているんだなあとわかって貰えれば、嬉しい限りです。スリーマストの皆さんには、この場を借りてあらためてお礼申し上げます。

佐々木晃社長による日本酒にまつわる講演も好評で、用意していた椅子というより座る場所がなくなるというハプニングの中、皆さんが佐々木さんの話を熱心に聞くあまり、佐々木さんもその熱心さに答えるべく相当力が入って、お酒の話が止まらなくなるというダブルハプニングが会場を包み、越山先生もこのままいけば、1時間講演になるぞとばかりに強引に途中で話に割って入ると言った、一瞬、過去に例を見ない、壮絶な個展となりました。また今回は、個展会場が蔵という事もあって試飲も出来ますという触れ込みにした為、日本酒ファン、佐々木酒造ファンも押し寄せ、一瞬試飲ブースが、単なる立ち飲み屋さん状態になっておりました。(笑)
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佐々木社長、二日間、本当にご苦労様でした。

これが、佐々木酒造さんに強引に作った、越山先生のアトリエです。

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今回はライブ書道で何枚か大きな書を書こうと思ったので、そこらへんにしまってあった白布を集めて、アトリエにおいておいて、書きたい時になんでも書けるようにしました。事件が起こったのは初日の3回目のライブ書道の時でした。今回はスタッフがぎりぎりだったのもあって、アトリエ周りは、越山先生が独りでしきる事でいこうとなって、書道具を運び込んだまではよかったのですが、整理しないうちに、個展が始まってしまったので、もうシッチャカメッチャカで、何処に何があるのか、わからずじまいでバタバタになったのですが、まあ、それすらもライブとして楽しんでもらおうと、適当にやっていたのですが、

お客さんも沢山集まって来たので、じゃあ何かを書こうと思って、布を探してたら、丁度いい大きさの白布があって、わりと綺麗だったので、(今回は知り合いのホテルから少し汚れていたりとか、破れていて、もういらなくなったシーツを貰って来ています。)それに書く事にしました。毎回、書く事は変わるので、精神統一をしながら、考えた挙げ句、気合い一発、「一」という字を書きました。
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一とは原点、一とは自分、皆さんもう一度自分に立ち帰って頑張りましょう!という願いを込めて書かせて頂いて、オークションにしたところ、幸いにも落札して頂き、現場はかなり盛り上がりました。と、ここまでは良かったのですが、次の日の朝、グッズ売り場の変更があって、あたらしく併設した机に白布をかけて見栄えを良くしようと、レンタルしていた白布が全部で2枚あって、1枚は受付用にすでに使っていたので、後もう1枚あるはずだと、探したんですが、なかなかなくて、何処にいったんだろうと、みんなで必死に探してくれて、スタッフの一人がようやく見つけて、指を指した先にあったのが、なんと前日、私が精魂込めて書いて、お客様に落札して頂いた「一」の書でした。

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どうりで、綺麗だと思った、と言う話になってまた大爆笑でした。人様から借りているレンタルの白布に渾身の力で作品を書き上げて、それを売ってしまうという書家は、日本、広しとはいえ俵越山ただ一人だけでしょう!

更に、これだけは俵越山先生の存在価値に関わる事なので本当は言いたくはないんですが、今回の佐々木酒造さんでの個展開催のきっかけとなったのは、壁に直書きをした「△○□(サンカクマルシカク)」という文字でした。実は仙崖という禅僧が書いた書が有名で、そこから頂いたのですが、その意味は、人間、角があって尖っていても、四角四面で真面目一本でもいかん、やはり円、すなわち和の心で、すべてを取り込んで生きていこう!という、私の書いた字がどうかということは別として、本来はありがたい意味を持つ書だったのです。

しかし、残念なことに普段は蔵の中なので、一般公開は出来ないので、それを今回特別公開するというのも、個展イベントの一つでした。
そして、それを記念して今回特別に佐々木酒造さんとのコラボバッグも限定販売する事にしました。

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前置き長くなりましたが、という事もあってライブ書道で「△○□(サンカクマルシカク)」を書いたのですが、
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この書をオークションに出したところ、天文学的な数で落札されると思いきや、実際に落札された価格が印刷したコラボバッグよりも安かったという、早い話、直筆の方が、印刷より安い!という前代未聞の書家が誕生してしまいました。(笑)
間違いなく日本でただ一人です。

最後は金屏風!これはマジで緊張しました。
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私が書かない方が、間違いなく、屏風としての価値は高い!(笑)
自分が書を書く事で、書かれた物そのもの価値を下げてしまう書家は、これまた日本で俵越山ただ一人でしょう! 

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皆さん、多数のご来場、本当にありがとうございました。俵越山更なる飛躍に向けて日々精進料理を食べたいと思っています。少し、メタボが気になります。

以上、全日本ただ一人でしょう書家!三冠王を見事に獲得した俵越山先生でした。

追伸 ツイッター書道Tシャツコンテスト 票が割れております。結果発表お楽しみに!
ネットでもコンテスト始めましたよ。
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  • Kushihama Yasuyo

    うん!
    すごい!
    なんか,すごくいいですね!
    蔵出原書展開催おめでとうございました!!