「越前屋俵太がアントニオ猪木に闘魂ビンタされていた?」

なんで越前屋俵太がスピッツのフェスに出演する事になったのかって話なんですけど、あれは確か、スピッツの考え方を反映させたコンサートをやろう!と言う企画があって、従来のお客さんを呼ぶ為に何の脈絡もなく、有名アーティストを呼んでフェスをするんじゃなくて、自分たちの好きな人だけ呼んで、ここじんまりやる!ってことで始まった「ロックロックこんにちは」が第5回目を迎えて、いつもは4~500の小さい箱でやってのが、今回はちょっと大箱でやろうと、メガkobeで「ロックロックこんにちは!! SPECIAL5UMI()VERSAL STUDIO in KOBE」を開催することになって、誰かミュージシャン以外で、メンバーが自分たちが出て欲しい好きな人を3人呼ぼうって話になったらしく、一人はアントニオ猪木さんで、もう一人?が電撃ネットワークで最後の一人がなんと越前屋俵太だった。オファー受けた時は本当にビックリして、空が飛べるんだったら飛ぼうって思いました。なんでスピッツが僕の事を知ってるんだって!僕は自分がその時、たまたま作っていたドラマで彼等の歌が大好きだったので使っていたんで、もちろん知ってたのですが、スピッツも僕のファンだったと言う事を知って、嬉しかったのを覚えています。

JUNJI NAITO PHOTOGRAPHS http://www.junji-naito.com
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これは確か10周年の泉大津フェニックスの時です。馬鹿でかいフックで登場して盛り上がってましたね。

PIRATES OF THE 10RIBBEAN(パイレーツオブトレビアン)この時はジャック・スパロウに変身してウルトラホストナビゲーターしてました。

海賊船は自前です。

JUNJI NAITO PHOTOGRAPHS http://www.junji-naito.com
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5回目の時は僕がナビゲーターという役割として猪木さんを紹介したんですが、大声援に迎えられて、舞台に上がった猪木さんの第一声は、いつもはお決まりの「元気ですか!」なんだけど、あの時は「ロックですか!」だったもんね。そのあと直ぐさま「ロックがあれば何でも出来る」って前の日にちゃんと明日はロックフェスティバルですからって、猪木事務所的にはなってたんでしょうね。さすが猪木さんは燃えるサービス精神の塊でした!

それでおもむろに闘魂ビンタです。舞台に30人ぐらいあげて、一人一人ビンタしていくわけですから、盛り上がりました。出演したミュージシャンほとんどビンタして貰ってたんじゃないですかね。人をなぐってお金貰えるのは猪木さんぐらいですよね、ボクシングの場合は、お互い殴り合わないとダメだけど、猪木さんは無条件に一方的に殴るだけでいいわけだから、ホント凄いなって思いました。リーダーの田村君と一緒にビンタされました。一生の思いでです。

まあ、「ロックロックこんにちは」と猪木さんの話はそれぐらいにして、私自身、どれぐらいプロレスファンだったのかと言う、もう一つのエピソードは、中学校時代はプロレス研究会を自分たちで作っていて、毎日、技の研究とかやってました、いいですね!技の研究!という言葉の響き。こんな技はどうなんだろう、こんな技は効くんじゃないか?と一生懸命友達同士で腕取り合って、足取り合って、もう手足がこんがらがりながら、休み時間になると、やってました。見た目は複雑なんだけど全然痛くないとか!みんなで笑ってた想い出があります。高校生の時は、学園祭で流す映画用にでリングも勝手に作って(体育で使うマット敷いて、コナーポストは人間がロープ持ってた)試合も撮ってました。オチは最後にロープ際でドロップキックしたらコーナーポスト(人間)ごと倒れて、相手をフォールした僕をレフリーがフォールして、最後はレフリーが勝つ!というわかりやすいパターンでした。大学になると、当時学生プロレスっていうのが盛り上がっていて、自分ではもうやらなかったんですが、(みんな結構マジで、それなりに身体作ったりしてやってました)よくゲスト解説に呼ばれてましたね。もちろん関大にもあったんですが、確か同志社大学はリング持ってたんじゃないかな?なんか技とかの名前のネーミングが、「単位落したドロップ」だとか、「彼女に振られた腹いせバスター」とか、めちゃくちゃネタっぽくて面白かった。この辺りの学生プロレスの美味しいところをちゃんとDDTが受け継いでるんじゃないかと勝手に思ってます。書いてて今、気付いたんですけど、だからお互いに好きなのかもしれませんね。越前屋俵太と髙木三四郎!なんか同じルーツのような気がしました。越前屋俵太がデビュー当時、街でシャンプーしたり馬鹿なことしてた時、あんなの学生芸だ!下らん!ってテレビ局の偉いさん達に散々言われてたからネ!

それとこれはただの自慢なんですが、校内でジャーマンスープレックスが出来たのは僕だけでした。ちゃんと「へそ」で投げてました。当然、僕はルーテーズではなくカールゴッチ派でした。あと当時、たまたま京都の醍醐ドームで行われた、全日本プロレスの試合を見に行ったことがあって、メインでジャンボ鶴田さんの試合があって、入場時にはみんな必ず、「ツ・ル・タ!オーッ! ツ・ル・タ!オーッ!」っていう鶴田コールというのをやって会場が大盛り上がりするというのがお決まりであって、その日も、こっそり見ていたのにもかかわらず興奮して、僕も会場の皆さんと一緒になって鶴田コールを大合唱してたら、観客に見つかってしまって、鶴田コールが途中で何故か「ヒョウタ、オーッ!ヒョウタ、オーッ!」と俵太コールに変わってしまって、おもわず鶴田さんの顔色が変わったという、素晴らしいアクシデントにも見舞われるほどのプロレスファンでした。

という事で、越前屋俵太ってプロレスが好きなんだなぁ!というのは分かって頂けたと思うのですが、実は自分からはプロレスファンだなんて一度も公言したことはありません。何故しないのか?って話なのですが、まあ、にわかファンのくせに、わざとプロレス好きだと公言して仕事に結びつけたり、レスラーの方と個人的に親しくなって、試合に招待してもらったりと色々精力的に活動する方は沢山いらっしゃると思うのですが、はっきり言って僕は苦手です。

それって、芸能人特権じゃん!何でやらなの、もったいないでしょ?って思う人も多いと思うし、僕のキャラからしたら想像出来ないでしょうけど、本当に僕はダメなんです。テレビに出て有名になると、友達から誰それさんのコンサートチケット取れないの?とか頼まれる事もしょちゅうあったんですけど、基本的には断ってました。なんというか、別に悪い事じゃないと思うし、みんな自分の立場を上手く使って色々やってるし、人を上手く利用して、人にも利用されて、要領よく生きていけばいいんでしょうけど、なんか性に合いません!

だから、過去に新日の蝶野さんもナイトスクープのロケにわざわざ来てもらった時に、当然親しくなって、今度試合に来て下さいよ!ってなったんですけど、いかなかったし、前田明さんも、そうだったし、大仁田厚さんなんか、たまたま一緒に仕事した時に、向こうから声を掛けてくれて、「俵太さん、いつも見てますよ~、海からスーツで出て来るやつ、サイコーっすね!俺と同じですよ~」とか言われて、「いや~僕は電流爆破とか出来ないし、同じなんてとんでもない!」っていったら真顔で「なんか同じ穴のムジナって感じしますよ~」て言われた事もありました。「同じ穴」って、「虎の穴」じゃないんですから、最後は「今、浦安に住んでるんで、またいつでも遊びに来て下さい!」ってあなたディズニーランドじゃあるまいし!

これ、読んでくれている人からしたら、もったいない、芸能人だからこそ、そんな特権階級みたいなこと、なんでも出来るのに、なんでやらないんだ!って益々、思っている人が一杯いると思うんですが、僕も書いてて、もっとうまくやればいいのに!って思うんですけど、越前屋俵太は意外と出来なかったんですよね。やりたくても出来ないと言うか、シャイなんていうとカッコ付けてるみたいで嫌なんですけど、こうみえても結構ストイックだったんです。

ストイックとか言うと、大ファンだった松田優作さんと会って感動した話をしないといけなくなるんですが、また今度の機会に。

だから、プロレスに関しても、なんていうか、そっとしておいて欲しいというか、何処のファンでどうとかじゃなくて、普通に純粋にファンの一人として好きなように見ていたい!っていうか、やっぱり誰かと親しくなったら、その人目線になるというか、感情移入しちゃうというか、正しく見れないですよね。まあ、本来ファン心理と言うのはトコトン感情移入して、はまりたいからファンなんでしょうけど、もっと好きにしてたい、みたいな、時にはキライになることもあっていいんだけど、付きあっちゃうとずっと好きでいないといけないっていうのが、ダメッていうか。真面目なのかな?

まあ、しっかりと一人と深く付き合うか、思い切って全員と浅く広く付き合うか、どちらかって事なんでしょうけど、そんな時間もなかったし、だったらひっそり、こっそりの方がいいや!って言うのが、当時の越前屋俵太のスタンスでした。まあ少し大げさな言い方をすれば、僕にとってはプロレスは神聖なものだったので、メディアに出てアーダコーダと偉そうに論じるもんじゃないというのがあったのかもしれません。

このあたりで、話を12月4日に行われるDDTプロレスの「大阪オクトパス」に戻して、じゃあなんで今になってプロレスなの?、何故DDTなの?

何故髙木三四郎っていう人なの?ってなると思うわけですが、このままいくと話が自分で思っている以上に長くなりそうので、また明後日ぐらいに書きますね!

ん~!そんな事より越前屋俵太が復活ってプロレス会場で一体何やるのか?ってことですが、まあ「あわてない、あわてない、一休み、一休み!」いっきゅうさ~ん!