私が大学で教えていること

今日で関西大学の春学期の授業が終わりました。今学期は受講生が多かったですね。300人を超えてました。大学側も受講人数が多くなると特別手当を出してくれるのですが、さすが関大、この金額が凄い、本当にビックリします。大人数手当が月に1000円って、一回の授業で250円じゃないか。子供のお小遣いじゃないんだから、これじゃあ弁当も買えないよ~!でもご配慮ありがとうございます!がんばりま~す!

受講生一人当たりいくらみたいな方式だったら、大学も変わるのにね。それにしても今日は最後の授業だったので、テストに関する情報が出るんじゃないかという事でいつもにもまして、沢山の生徒が受講してくれました。ありがとうございます。最後にみんなに配った授業のレジュメを乗せておきます。

一般のみなさんは僕がどんな授業をしているのかは、これを見て想像して下さいね。

「面白い」とはどういうことか

拘束(制約)され続ける事で爆発する解放の力

学校に拘束されている毎日を送っている中学生のような感覚。彼等は自由が欲しいと思っている。
髪の毛を伸ばしてはいけないという校則があるから、伸ばしたいという欲求に駆られる。

冷静に考えれば髪の毛なんて、なんでもいいに決まっている。でも伸ばすなと言われるから伸ばしたい。
そうする事で自由が得られたような気になる。

本当に自由な人は、自由なんて欲しいとは思わない。
それと、同様に、毎日が面白くて仕方がない人が、面白い事はなんだろうとは考えない。

毎日が面白くないと思い続けている状態が、「面白い」を生み出す原動力になっているはずである。
すなわちネガティブがポジティブの原動力になっている。

ネガティブはポジティブの原動力だ!

「面白い」を考えるという行為は、言い換えれば、退屈な毎日をなんとかしようとする行為でもある。ただ、非常にやっかいなのは、毎日をなんとか面白くしようと本気で考えれば考える程、考えが煮詰まり、頭が固くなっていってしまう事である。

そうなってしまったら、かりに面白い事を考えついたとしても、その思考期間の長さや深さ故、自分自身がおもしろがれない精神状態に陥ちいってしまう可能性が出てくる。すなわち、考えた事は「面白い」はずなのに、その事を楽しむ余裕が、まったくない状態になってしまっているという事である。

既存と未存

私はすでに存在する物を全否定するところから「面白い」は始まると思っている。既に存在する事を模倣する事を面白いとは思わない。マーケティング的には「既存」を分析する事は大切ではあると思うが、創造には、「既存」は敵である。今はそれが面白いかどうかはわからなくても、未来にきっと面白いであろう事が存在するはずだという考え方が大切なような気がしてならない。私はこれを「既存」に対抗して「未存」と名付ける事にした。

では、どうすれば「既存」ではなく「未存」に出会えるのか?

具体的な方法の一つとしては、自分から直接的に「おもしろい」と思う事を仕掛けてはいけないという事だと思っている。
面白い事を直接的に仕掛けようとすると、仕掛ける前にある程度、予測が立ってしまうからである。
こうすれば、こう面白いだろうと考えて仕掛けた時点で、自分の中でその事がすでに既存になってしまっている。
結果として、面白かったとしても、すでに予測をしていた事が起こっただけである。

面白い事をしようとして、結果、面白くなったわけだから、一般的にはそれで十分だと思うが、私としては面白くない。

意図的では無いものを意図的に作り出す方法

面白くしようとする作為が見えた瞬間、その行為はおもしろくなくなる。もちろん、自分が考えた予測に対して結果を強引に持っていってはならない。自分が予測した結果に強引に持っていく手法を、TV業界では「やらせ」と呼んでいる。はっきり言って「野暮」である。そんなもの見ている人が、例え笑ったとしても、私からすれば、面白くもなんともない。ただ、結果のみ(視聴率)を求めるテレビ業界では、やりすぎなければ、重宝される手法である。

私の考える、本当に「面白い」という事はそんな事ではない。

果たして、意図的では無いものを意図的に作り出す方法など存在するのであろうか。

結果ではなくプロセスを面白がる

面白い事をやろうとして緻密な計画を立て、実行して、予想通り面白かった、ではなくて、何気なくやっていたら結果的に死ぬ程、面白かったという状態を作れないんだろうかという事である。
それには「面白くしよう!」という作為ではなく、何でも「面白がる!」という状態が大切になってくる。

この状態は難しそうに思えるが、みんな過去に一度は体験している状態である。

子供の時、面白くしようと思って遊んでいる子供はまずいない。遊んでいて面白かったのは、熱中したり没頭したりして、その瞬間「無」になっていたからだと思う。面白かった、というのは結果である。
この事は、私にかなりのヒントを与えてくれた。

「脳ぶら」のすすめ

私は大人になっても、感覚だけは限りなく子供の時の状態に戻るべきだと思っている。その為の手法として「脳ぶら」状態になる事を薦めている。「脳ぶら」とは、出来るだけ脳に考え(固定概念)を持たないという状態である。
「脳ぶら」状態になる為には、最初から何も考えないという事ではなく、考えるだけ考えて、もう以上考えても仕方がないレベルまでたどり着けば、潔く、きっぱりと、何も考えずに放ったらかしておく。そんな感じである。

中途半端はいけない。とにかく考える時はなりふり構わず、持てる力を振り絞って、ガムシャラに必死に考えたほうがいい。この時に深く考えておけば考えておいただけ、どうにかなる間口が広がっているはずである。後は潔くきっぱりである。

EMOTIONAL MOVINGと創発

大学生にとって社会に出る為には「Logical Thinking」も大切だが、論理的に考えていては、なかなか創発は起こらない。むしろ私は「Emotional Moving」が大切であると考える。そんなには難しくはない。すなわち感じたら、即動くという事である。思考が深すぎるのも問題である。考え過ぎて身動きが取れない大人達を見ていれば一目瞭然である。

感じて動いた事で、自分が予測もしなかった事が起こることを恐れてはいけない。むしろその状態こそが、望むべき事であり、その状態を楽しむ事が大切である。

結論として

自分で結果を予測してはいけない。

予測不可能状態をキープし続ける事で、可能性が広がる。

しかし、予測しなければ、人間は誰しも不安になる。

陥る不安状態を未知の可能性に変換するポジティブコンバーターを搭載しよう!

明日、何が起こるかは誰にもわからない。

誰も予測出来ない未来に存在する面白いこと。

これが私の考えるエンターテインメントである。

Twitter:@etsuzan_tawara

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越前屋、京都大学で教える!

最近、柄にも無く、京都大学にいく事が増えてきました。大学キャンパスにあるジュースの自動販売機の入れ替えにいってるんじゃなくて、一応授業をしています。

不便益の研究をされている川上浩司教授からの依頼で、授業の補助をしているのですが、なんと生徒さんが、たったの3人しかいません!関西大学で教えている生徒は300人を軽く超えてるのに、なんて贅沢なんだ〜!

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俵越山美術館ついに本日OPEN!

皆さん、お待たせ致しました!
本日、福井県は南越前町についに俵越山美術館がオープン致しました。

福井県副知事さんや南越前町町長さんにもテープカットにご参加頂きました。

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しかし、写真をよくみると俵越山美術館の文字が何処にもありませんね。

そうです。実は今日は北陸自動車道、南条SA上り線のリニューアルグランドオープンの式典だったのです。
リニューアルスタッフの皆さま、ご苦労様でした!

俵越山美術館はどうなったかですって、
もちろんリニューアルしたての南条SA内にある「越前地磯亭」の中に立派に存在しています。

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「越前地磯亭」の文字は越山先生の書です。

初めは、事務所で書いたのですが、気分が乗らず、そこは越山先生。
やはり越前地磯亭というからには、越前の地磯にいかにゃあならん!と本当に越前海岸まで行って、わざわざ磯の上で書きました。

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さすが、アトリエを持たない芸術家ですね。
そんでもって、事務所に帰って来て、書いた字を並べてみて越山先生の一言、「やっぱ、事務所で書いた方がいいよね。」って馬鹿かぁ~あんたは!

(実際は磯の上で書いた文字を使用しております)加藤君談

本来、美術館と言うところは、騒いではいけない、食べてはいけない、厳かな雰囲気の中で美術鑑賞するものですが、俵さんの美術館は、そんなんじゃ面白くないという事で、

いちゃつくカップルあり、強面のおにいさんあり、儲け話の算段あり、泣き叫ぶ子供あり、入れ歯はめ直してるじいちゃんばあちゃんありの、なんでもありの美術館です。

一番の売りは、地元越前の新鮮なおいしい魚料理に舌鼓をうちながら、作品を鑑賞してもらえるという、前代未聞のエンターテインメント美術館です!って、早い話がサービスエリアにあるレストランに、

ただ俵越山の作品が飾ってあるだけじゃないか!なんて冷静な突っ込みは無しにして頂いて、
ただ、みんなでわいわい、旅の途中に、食事も出来る素敵な美術館が誕生したんだなぁと思って頂けると有り難く存じます。

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福井にお越しの際は、南条SA(のぼり)内「越前地磯亭」内「俵越山美術館」に、是非、お越し下さいませ!

そんなわけで、自分の作品が飾ってある場所を強引に俵越山美術館と言い張る越山先生ですが、
さあそんなノリを喜ぶ全国の越前屋ファンの皆さんが、賛同して各地に増えていくのか俵越山美術館!

目標!1327店って、ヒグチ薬局か、お前は!

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Twitter:@etsuzan_tawara

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